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海に突き出たもの

ある常連のお客様と、松山の昔話をしていたら、「梅津寺海水浴場の納涼台」は2階建てであったという。私には全く記憶がないのでネットで検索したら、確かに2階建てであった。1930年(昭和5年)に完成した「納涼台」は、当初平屋建てであったが、海水浴客の増加などに伴い1952年(昭和27年)に増築されたようだ。

Photo_2 梅津寺納涼台


写真を見ると、松並木の向こうに伊予鉄の電車が進入してくるのが見える。その向こうに見えるのが「納涼台」である。懐かしい記憶の中にある、梅津寺のシンボル的建造物でもあった「納涼台」は、1984年(昭和59年)の夏を最後に残念ながら廃止され、今は跡形もない。

同じ日の閉店間際に入ってきた、旅行中の女性一人のお客様は、「今日は念願の『足摺海底館』に行ってきました!」という。私が両親に連れられて「足摺海底館」を訪れたのは、もう40年以上前のことだから、まだあの建造物が残っていることに驚かされるが、1972年(昭和47年)に完成した「足摺海底館」は、今も現役であった。

Photo_3 足摺海底館


写真を見ると、「足摺海底館」は大阪万博が生み落とした、まさにそれは「いつかの未来」とでもいえるようなグッドデザインである。調べてみれば倉方俊輔著「ドコノモン」にも取り上げられていて、「増殖できそうな外観は『メタボリズム』的で、展望室は『カプセル』のようだが、もちろん現実に交換や拡張の予定はない。」とあった。とにかくいつまでも有り続けて欲しい建造物のひとつではある。トケオ

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