« 田中小実昌 | トップページ | 遊動のブルース・チャトウィン »

松山市営球場のヨギ・ベラ

  俳句の仲間から、「長嶋茂雄が引退した年に、松山市営球場で大リーグのチームと巨人軍の試合を観た。」と聞き、さっそく図書館で調べてみた。

  1974年(昭和49年)11月13日(水曜日)の愛媛新聞によると、日米親善野球第13戦、読売巨人軍vsニューヨーク・メッツの試合は前日の11月12日(火曜日)、松山市営球場に2万5000人の大観衆を集めて行われていた。

  平日であり、野球ファンの小・中学生、高校生の姿が全く見えない中での超満員はチョット想像がつかない。試合はメッツが主砲クレインプールの活躍で、序盤に5-0とリードした巨人軍を逆転し、7-5と勝利している。

  クレインプールの決勝本塁打は、右翼場外への大アーチで、外野席の最上段をはるかに越え、南側のテニスコートの近くへ落ちたようだ。試合後に地元の造船所から勝利チーム賞に贈られた牛が連れてこられると、メッツのヨギ・ベラ監督(アメリカの長嶋茂雄!)は目を丸くしてビックリ仰天し、「クレインプールがレストランを経営しているから彼に切ってもらってステーキにしようか。」と言いながら、牛と仲良く記念撮影したという。

  予想以上にボールパーク的で魅力的な雰囲気を感じつつ、出場選手の記録をチェックしていたら、のちにニューヨーク・ヤンキースの監督として松井秀喜を指導するジョ-・トーリが4番ファーストで出場し、4打数4安打の活躍をみせていた。

  ジョー・トーリと長嶋茂雄が、40年前の松山市営球場で同じ試合に出場していたとは驚きで、何か因縁めいたものを感じる。デレク・ジーターと松井秀喜が生まれたのが、この年つまり1974年のことだからである。トケオ

  Photo_2 ヨギ・ベラ

 

« 田中小実昌 | トップページ | 遊動のブルース・チャトウィン »

野球」カテゴリの記事

コメント

やはりこの年のメッツ来日は全然記憶になし。いわゆる親善試合だし、ドラゴンズ優勝、日本シリーズ(対オリオンズ)の激戦でこの年の野球メモリーは満タンになっているのかもしれないね。来日メンバーにホエールズのミヤーン、ドラゴンズのギャレット(広島のギャレットの弟)も含まれていたんだって。

ホントだ。ミヤーンも出場してる。
「燃えよドラゴンズ」に、なんで大洋の助っ人が出てくるのか不思議だったんだけど、きっとこの時の来日でアピールしたんだろうね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/345020/57668711

この記事へのトラックバック一覧です: 松山市営球場のヨギ・ベラ:

« 田中小実昌 | トップページ | 遊動のブルース・チャトウィン »