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東京ジェインズウォーク

  20世紀後半の都市思想において、最も影響力があった運動家の一人であるジェイン・ジェイコブズ(1916~2006)は、アメリカの大都市が自動車中心になり、人間不在になっていることに疑問を持ち、1961年に近代都市計画を批判し、都市の荒廃を告発した著書「アメリカ大都市の死と生」を刊行して反響を呼んだ。

  先日、彼女の誕生日である5月4日に、彼女の名を冠した第1回「東京ジェインズウォーク」というイベントが、明治大学主催により、東京中野の街で開催された。自分達が暮らす街をゆっくり歩きながら、もう一度見直してみようという試みである。

  参加者はグループごとにテーマを決め、古地図などを持って土地の歴史を訪ねつつ歩き、終了後に発見したことを写真や映像を使って発表するワークショップがあったようだ。かつて陸軍中野学校があり、江戸の昔には「生類憐みの令」によって保護された犬を数万頭収容した犬屋敷があったことなどを知れば、いま「大学の街」として活気を呈している中野の街は、全く違ってみえてくるのだという。「松山ジェインズウォーク」、地元の大学主催で開催してみてはどうだろうか。(トケオ)

  Photo  ジェイン・ジェイコブズ

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コメント

松山ジェインズウォーク、いいですね。
ホヤケン主催で開催してみてはどうだろうか。
終了後の発表はカラオケボックスにて・・・、なんちゃってwww

乱駆郎さんへ
乱駆郎さん主催でどうですか?
協賛「ホヤケン」「○○タイムス」「○○市役所」「○○図書館」「○○県庁」なんてね。

松山ジェインズ・ウォーク、ぜひ実現してください。

ジェイン・ジェイゴブズにCities and Wealth of Nations という本があります。もうとっくにご存じかも知れませんが、2年ほど前にちくま学芸文庫から『『発展する地域 衰退する地域』と改題・改訳されて出版されています。

おかげで、よく売れているらしく、もうじき9刷目が出ます。累計1万冊近くになります。

じつは、この本の付録として、片山元鳥取県知事とならんで、わたしも「解説」を書いています。その最後に、ジェイン・ジェイコブズ・ウォークについて触れています。世界各地でジェイン・ジェイコブズ・ウォーク(Jane's Walk, Jane Jacobs's Walk)が世界各都市に広まっているとだけ書きました。

北米だけでなく、ヨーロッパや東アジアでも、すでに50近くのジェインズ・ウォークが生まれているのに、じつは日本には一箇所もありませんでした。したがって、日本のことには触れられませんでした。ようやく、ことしの東京ジェインズ・ウォークで、日本にもひとつのジェインズ・ウォークが生まれました。

松山は、歴史のある街ですし、ジェインズ・ウォークが生きる町だと思います。おたがいゆずり合わずに、まずは小さくはじめたらいよいと思います。「○○市役所」「○○県庁」を巻き込まないと始まらないというのは、ジェイコブズの精神に反しています。

来年はジェインズ・ウォークが日本各地にうまれることを期待しています。

塩沢様、コメントありがとうございます。
さっそく「発展する地域 衰退する地域」を読んでみます。
個人的感想、質問などは以降メールで送ります。

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