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チェコの鳥居

  テレビで、ルーマニアの「世界一陽気な墓」っていうのをみて思い出したこと。

  チェコのある墓地に「鳥居」をかたどった100年ほど昔の墓石があり、それが後に「原爆ドーム」となる「広島県物産陳列館」を設計したチェコの建築家ヤン・レツルの作品だと判明したというニュース。

  その鳥居型墓石は、1910年に亡くなったクララという女性の墓で、3年後の1913年からレツルは「広島県物産陳列館」の設計を始める。その当時、自分がこれから設計しようとしている建築物が、後にまさか平和と反核を願うシンボル「原爆ドーム」となり世界遺産にまでなろうとは夢にも思わなかっただろう。

  鳥居の写真をみていると、異文化に興味をもち、偏見なく受け入れたチェコ人レツルの人柄が伝わってくるようだ。(トケオ)

  Photo 

さよなら三角またきて四角

朝ドラ癖がつき、「あまちゃん」に引き続き「ごちそうさん」も見ています。
先日劇中で「大阪では三角のおにぎりは弔事、ふつうは俵型」とあって、びっくりしました。
では大阪の人は、コンビニでおにぎりが三角なのを、最初はどんな風に受け止めたんでしょうね。

さて、石川県出身の両親のもと埼玉で育った私が、松山に来て不思議に思ったこと。
それは「油揚げが三角」なこと。
今まで私は「四角の国」に住んでいたけど、ここは「三角の国」なのか?(四国だけど)
油揚げのお味噌汁を作ろうと思っても、三角だと上手く短冊に刻めないよ~。
トケオに言っても、「じゃ松山揚げを使えばいいよ」と言われ、なぜ三角なのかは不明のまま。
油揚げが三角だから松山の稲荷寿司が三角なのは分かったけれど。

ここからは私の想像なのですが、もしかして豆腐の形に関係あるのかな。
油揚げは豆腐を切って作りますよね。
西日本は豆腐が正方形で、だから油揚げも稲荷寿司も三角。
(正方形を斜め半分に切って二等辺三角形にする)
東日本は豆腐が長方形で、だから油揚げも稲荷寿司も四角。
(長方形を真ん中で切って四角を作る)
う~ん、間違ってたら御免なさい。
豆腐油揚げ事情に詳しい方、教えて下さいな。

丸(俵)、三角、四角、というと禅問答みたいになっちゃうかも。
でもモノのカタチは文化や歴史の表れだと思うので、この三角四角の問題、まだ考え中です。(ポン酢)

パッシブ短歌

 「秋茄子を両手に乗せて光らせてどうして死ぬんだろう僕たちは」

  堂園昌彦の歌集「やがて秋茄子へと到る」を読んだ。いずれ自分たちは壊れ、死に到り、消えてしまうけれど、あとの世界だけは美しく残ってほしいという作者の祈りのようなものが、根底に響いている気がする。

  社会と強く関わっていこうとするような歌は全くと言っていいほど存在しない。むしろ無力感、絶望感、閉塞感の漂うまるで遺言のような、静かでパッシブな優しさに満ちていて、とてもよかった。(トケオ)

  Photo「やがて秋茄子へと到る」

「腹が立つ」と「頭にくる」

先日ある方に「腹が立つ」と「頭にくる」の違いを指摘されてから、興味を持ったので、自分なりに調べてみました。

まずどちらも「からだことば」です。
からだことばとは、「手先」「手下」や「手を抜く」「手が出る」など身体の部位が入った言葉です。
「のどから手が出る」みたいに、身体的感覚のイメージが伴った言葉という事でしょう。
「腹が立つ」と「頭にくる」は、「怒る」のからだことばになります。

「腹が立つ」は身体のイメージだと、腹の中がフツフツと煮え立つように怒っているという事。
実際に実験してみると、人は怒ると胃の動きが止まり、胃酸が腸に送れずに胃に溜まってしまうそうです。
所謂「むかつく」ですね。
触ってみるとお腹も固くなっているらしいです。

では「頭にくる」はどうでしょうか。
「頭に血が上る」という表現があるように、実際に、怒ることによって身体が戦闘態勢に入り脳に血を集めるそうです。
逆に鼻などの表層筋肉は、あまり重要でないので冷たくなるとか。
本当に「頭がカッカッする」んですね。

「堪忍袋の緒が切れる」といいますが、脳の活動を色で表す機械で実験してみると、怒りが頂点に達したとき、おでこのあたりが活動の弱まった青色に変化します。
どうやら堪忍袋は右こめかみ周辺の理性をつかさどる前頭前野にあり、脳の奥にある扁桃体の怒りを抑えているそうです。
怒りを我慢できなくなると、前頭部の活動がストンと落ちて、一気に怒りの感情が表に出てしまう。
これが「きれる」という感覚でしょうか。

それぞれの怒りの感覚ですが、
「腹が立つ」 時間の経過があり奥深く飲み込んだ怒り
「むかつく」  なかなか飲み込めない、割と瞬間的に吐き出す
「頭にくる」  戦闘的なのぼせ、持続性弱し
「きれる」   我慢してたのが突然に (意外に結構我慢してるのかな)
というふうに、勝手にまとめてみました。

怒りの解消法も、それぞれ「腹におさめる」「頭を冷やす」などありますが、おさめる腹の容量を増やすのはなかなか難しいですね。
「食べる」という行為で怒りが収まったりするのは、何か関係があるかもしれません。
私はせいぜいお腹を撫で、鼻を触り、こめかみを揉んだりして、怒りの種類を見極めるワン呼吸を取って、少し気を静めることが出来るように頑張りますワン。(ポン酢)

初代通天閣

  連ドラ「ごちそうさん」で「通天閣」こと悠太郎さんを演じる東出昌大。どっかでみたことあるぞって、ずっと気になっていたんだけど、なんと「あまちゃん」の「若き日の大吉さん」でした。じぇじぇじぇ。

  ところで、大阪新世界の通天閣は昨年、初代通天閣建設から100年。開業した会社の社長、宇和島出身の土居通夫(1837~1917)はその新世界を、街区の北はパリのショッピングモール、南はニューヨークのアミューズメントパークみたいに計画していたらしい。

 初代通天閣は、その中心に建つランドマークで、そのデザインはパリの凱旋門の上にエッフェル塔を乗っけたような目茶苦茶ユニークで奇抜なものだった。当時の資料によれば「大阪全市のごときはけだし掌大の地のみ、近畿の連峰は目睫の間に迫り、紀淡の濱海は指頭に触れなん心地せられ、人をして覚えず快哉を禁ぜざらしむ」とあり、東京スカイツリーに遠く及ばぬ高さ245尺7寸(75メートル)からの眺望で、一躍大阪の新名所になったとか。(トケオ)

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今やろうと思ったのに、言うんだものな

昔のCMで、妙に覚えているもの、ありますよね。
うろ覚えなんですけど、西田敏行さんが奥さんに「掃除やってくれた~?」とか言われて、
頭をかきむしりながら「今やろうと思ったのに、言うんだものなー!」と答えるの。
よく真似しました。
母に「宿題やったの?」と聞かれて、「今やろうと思ったのに、言うんだものな~」とか。
子供の時って、親や先生から「あれしろこれしろ」って言われることが多いですよね。
そんな時、西田敏行みたいなダイの大人の男の人が、地団駄踏みながら「今やろうと思ったのに~」って言い訳するのが、すごく面白かった。
言い訳なんだけど、実際「あ~やりたくないな、でもやらなきゃダメだよな、あ~でもやりたくないな、でもやらなきゃダメ・・・以下続く」と思ってることを、言われちゃうんですよね。
このCM、本当好きだったな。
実は大人になった今でも、心の中で度々つぶやいていたりして。(ポン酢)

ラウンドアバウト

  愛媛新聞を読んでいたら、「ラウンドアバウト」っていうイギリス式円形平面交差点が日本で導入されているっていう記事があった。そういえば昔、誰かの随筆で「ラウンドアバウト」について読んだなと思うけれど、それが小野二郎か長谷川堯あたりか解らないので、ネットで適当に検索したら簡単に出てきました、「ホルムヘッドの謎」林望著。つくづくネットって便利だなと思う。

  読み返してみたら、久しぶりのリンボウ節が面白かった。とりあえず「ラウンダバウト」(イギリスではこう発音される)っていうのは、「最小限の規制」と「最大限の自制」っていうイギリス的流儀を象徴しているものであり、「すでに周回路に入って通行している車は全てに対して優先権をもっている」という、「公共は個別に優先する」といった民主的基本ルールが共有されていないと、スムースに機能しないっていうことなんだよね。(トケオ)

  Photo_8  ラウンドアバウト

 

「冬のフロスト」読みました。

読書の冬、ということで「冬のフロスト」読み終わりました。
R・D・ウィングフィールドの「フロスト警部」シリーズ最新作です。
第一作「クリスマスのフロスト」以来のファンなので、警部ともずいぶん長いお付き合いなります。
内容など詳細はAmazonでチェックしてもらうとして、いつも気になっていた表紙のイラスト。


Photo_3


シリーズ当初は「なんか変なイラストだなぁ」って思っていたのですが、今は「このシリーズにピッタリだわぁ」に変わりました。
村上かつみ氏というイラストレーターが描かれています。
ちなみに手前のおっさんがフロスト警部、奥が‘くそったれ‘マレット署長です。
この表紙にピンときた方、もしくは
「あぁ、今日は会社で上司に理不尽なこと言われて、もうアッタマきた!
最近やたら寒いし、今日はもうどこにも出かけず、一日こたつでお酒でも飲みながら本でも読んで、グダグダしてやる!」
ってな方に、うってつけの本です。
でも、読み切るまで眠れなくなって、翌日に障っても知りませんよ。(最近画像挿入で行を稼ぐことを覚えてしまったポン酢)


追記:ここで‘頭にきた‘と書いたのですが、ある方より「愛媛では‘腹立つ‘が多いよ」と教えて頂きました。私は関東育ちなので何も意識せずに‘頭にくる‘を使ったのですが、西日本では‘腹が立つ‘がスタンダードなのですね。とても面白いご指摘でした。

ウルトラアイでスパーク

  愛媛新聞を読んでいたら、「ウルトラセブン」でモロボシ・ダンを演じた森次晃嗣さんの記事があった。

  第一話、初登場の場面で「君は何者か」とフルハシ隊員に尋ねられ「ごらんの通りの風来坊です」と答えたとか。実際、森次さんは高校卒業後、親に内緒で北海道を飛び出し、渋谷のジャズ喫茶で住み込みで働いていたら、その店にハヤタ隊員になる黒部進さんやイデ隊員になる二瓶正也さんが常連で来ていたんだって。「人と人との出会いや縁っていうのは本当に不思議なものだと思う」って確かにそうだろうな。森次さんは一生モロボシ・ダンを演じる覚悟みたい。90歳になってウルトラアイをかけて「デュワッ」って変身するところ、見てみたいな。(トケオ)

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やる気無いとき。

雨の日曜日の午後、こんな時は何もやる気が起こりません。
徒然なるままに、今まで見た何となく面白いことを思い出してみました。

二代目猫のアルが我が家に来て間もない頃、鼻風邪をひいたのか鼻ちょうちんが出ました。
猫の鼻ちょうちん。
生まれて初めて見ました。それ以来未だ、鼻ちょうちん自体見ていません。

東京にいた時、朝の満員電車で人混みに押された一人の紳士が、
座席に座っているこれも又一人の紳士の膝の上に、ちょこんと座ってしまったのを見ました。
申し訳なさで必死に立ち上がろうとするのですが、
すごい混雑の中、吊革に掴まっている人々に阻まれて、一向に立ち上がれません。
見知らぬ同士のおじ様達が顔を赤らめながら、上と下に座っているのでした。
(その後何とか立ち上がれました。)

なかなか思うように面白いことはないものですね。
こんな時は、とっておき、以前友人から送られたワンコの画像で笑いましょう。
嫌なことがあった時なんかに、これを見るといっぺんで吹き飛びます。


Photo_4


確か送られたメールのタイトルは「この中に人が入っていると思う」だったかな。
きっと元ネタがあると思うのですが、私には出処不詳なので、転載悪しからずご容赦下さい。
さあ、これで英気も養えたし、今週も頑張ろう! (ポン酢)

寺田寅彦の俳句

  今そこに居たかと思ふ炬燵かな

  寺田寅彦(1878~1935)の俳句です。

  妻を亡くしてかなり切ないんだけど、極めてクールで冷静でもあろうとする寅彦の態度がよく出ているんじゃないかなと思う。寅彦は「歳時記は日本人の季節感のインデックスである」っていう名言を残していて、随筆なんかにも芸術感覚と科学精神の調和があるし、しかもあったかい人間味にあふれているんで、これからの季節炬燵なんかに入りながら読むと心地いいんだよね。(トケオ)

  Photo_8 寺田寅彦

 

一人鍋始めました。

寒くなってきましたね。
こんな時には、そう、「鍋」です!
なのでホヤケンのメニューに、一人前の鍋ものが加わりました。
今日のお鍋は「ふぐ鍋」(550円)です。
サバフグの上品で淡白な味とプリップリの食感をお楽しみ下さい。
フグの骨からお出汁によく味が出ているので、シメは雑炊で美味しさまるごと満足間違い無しです。
日替わりなので、この後も「鳥団子」「豚しゃぶ」「タラ鍋」などなど、色々予定中です。
ご出張の方、単身赴任の方、ご飯を作るの面倒くさ~いとか、何となく人恋しくなっちゃったとか、
そんな時はホヤケンで「あったか鍋」しませんか。(宣伝部より)

「夢みるスケール」

  建築家の彦坂裕が書いた「夢みるスケール」っていう本を読んだ。

  新幹線の1両分の長さ、原爆ドームの高さは25メートルで、岡本太郎の「明日の神話」はちょっと長くて30メートル。このへんまでが、人間の身体性の中で了解できる範囲で、40メートルを超えると「デカい」っていうだけで、実感として捉えにくくなるんだって。

  たしかに、自由の女神、東大寺大仏、原発建屋なんかは45メートル超で、なんとなく手に負えないって感じがしないでもない。著者は楽しそうに、清水の舞台にゴジラを立たせたり、厳島神社の鳥居とガンダムを並べたりして遊んでるから、読んでいてとても楽しかった。(トケオ)

  Photo_17 明日の神話

 

コツメカワウソです。

今、カワウソが人気もの。
とべ動物園にもコツメカワウソファミリーがいます。

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左 鼻にピンクのすじが入っていてお父さんのピアに似ているのがタルト、
右 真っ黒な鼻をしてお母さんのマサに似ているのがチョコ丸。(写真はいずれもとべ動物園HPより)

去年11月に誕生した二匹に加え、今年の7月に弟のラスクが生まれました。

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マサが二度目の出産なので、「二度焼く」という意味のラスクになったそうです。



ところで、先日ホヤケンの看板が失くなってしまいました。
急に寒くなったので、いつもは開け放している扉を締めて営業していたのですが、終わったら扉の横に置いていたのが失くなってました。
のんきなもので、気がついたのは翌日に出そうとした時なんですけど。
トケオ手作りの三角形の立体看板でしたが、軽いから、持って行きやすかったのかも。
どうしているのかな?
どこかで密かに別のホヤケンが営業されているのでしょうか。
もしかして道場破り?知らないうちに負けてた?
ということで今新しい看板を製作中です。
自分で言うのもなんですが、結構うちの店の手作りの看板はいいと思うので、いっそのこと看板屋になります。
ご注文受け賜わりますので、よろしくお願い致します。
ウソです。カワウソでした。(ポン酢)

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