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大佛次郎の俳句

  秋天に大きく通る悔いの影

  「鞍馬天狗」で有名な大佛次郎(1897~1973)の、がん病棟での病床日記「つきぢの記」に出てくる晩年の俳句。病室から秋の空をながめる大佛の心に何か引っかかる後悔のようなものがあるとすれば、それは家に残してきた愛する猫たちのことではないだろうか。それはどに大佛の猫好きは有名で、生涯に飼った猫は500匹以上にのぼるといわれている。                                                            

 「来世というものがあるならば、そこにも此の地球のように猫がいてくれなくては困る」と言い、 「死ぬ日がきたら、臨終までの数時間は一生に飼った猫たちを順に思い出して明るいものにしたい」と言う大佛の気持ちは、私にも少しわかる気がする。昨年死んだ猫のことを思い出す時、いつも「もっと一緒にいてやればよかったなあ」といまだに後悔しているからだ。(トケオ)

  Photo_7 大佛次郎

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