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村井弦斎の「食道楽」

  「あまちゃん」のあとの「ごちそうさん」は、最初どうかなって思ったけど結局全部みちゃってる。脇役の文士が気になったんで、NHKのサイトで調べてみたら、「おもしろキャラになっちゃってゴメンナサイってかんじなんですけど、モデルは村井弦斎」ということらしい。そうか。文士の役名、室井幸斎で気づくべきだった。

  1903年(明治36年)、新聞に連載された弦斎の「食道楽」は、ヒロインがワッフル、肉まん、プリン、ロールケーキなんかをつくりながらウンチクを語っちゃうという内容で、単行本は空前のベストセラーになる、まあいってみれば「クッキングパパ」や「美味しんぼ」の先駆けのような小説ってとこかな。(トケオ) 

  Photo_3村井弦斎

 

今治西高優勝&松山大3位おめでとう!

高校野球秋季四国大会で、今治西高校が優勝しました。
神野くん越智樹くんバッテリーが素晴らしく、池田高校相手に完封。
打っては10得点と打線も爆発しました。
去年は桐光学園の松井くんに奪三振の記録を献上した今西ですが、野球部の皆さんはとても悔しかったでしょう。
そして自分たちの野球に自信を取り戻すために、大変な努力をされたのではないでしょうか。
なので本当に優勝おめでとうございます。
是非明治神宮大会も頑張って下さい。応援しています。

そして全日本大学女子駅伝で、松山大学が過去最高の3位になりました。
真木和さん、土佐礼子さんを始め愛媛の女子陸上には伝統があり、それが最近の愛媛マラソンの盛況にもつながっていると思います。
走る女性は皆素敵です。

我らが愛媛FCも続きたかったのですが、残念、山形に3-0で完敗でした。
シーズン終盤に調子を上げてきていたのですが、主力に怪我人続出、苦しい戦いが続きそうです。
東くんの言うとおり「切り替えて次に向かうしかない」です!(ポン酢)

「コンピョウさん」こと近藤兵太郎

  昭和6年に、日本の統治下だった台湾の代表「嘉義農林」を率いて、甲子園準優勝へと導いた「コンピョウさん」こと近藤兵太郎(松山市萱町生まれ1888~1966)っていう人がいた。その「コンピョウさん」率いる嘉義農林学校野球部の活躍を描いた台湾映画「KANO]が制作され、来年には日本でも公開されるっていうんで、今からすごく楽しみにしている。

  「コンピョウさん」を演じるのは、私と同い年の永瀬正敏。そうか。ジャームッシュの「ミステリー・トレイン」からもう20年以上になるのか。そりゃ私も歳とるはずだわって感じだけど、台湾で今「あまちゃん」も放映されてるらしいから、元妻の小泉今日子と一緒に「接接接(じぇじぇじぇ」っていうくらい大ヒットするんじゃないかな。(トケオ)

  Photo_5  近藤兵太郎

 

  

11月のお休み

11月のお休みをご案内致します。

11月4日(月)、10日(日)、17日(日)、24日(日)です。

よろしくお願い致します。


さて、大型の台風も近づいてきて警戒態勢の日本列島ですが、
海外のスポーツ界では香川くんが今季初のフル出場で躍動し、レッドソックスもワールドシリーズでまず1勝と、
日本人選手が頑張っています。
そして日本プロ野球では、今日はドラフト会議の日です。
今年の注目はやっぱり桐光学園の松井裕樹投手でしょう。
彼のニュースの度に今治西の奪三振シーンが流れて、心が痛むのですが、どこのチームに入団するのか楽しみですね。
ところで、松井くんは森山未來くんによく似てませんか?
NHKの「夫婦善哉」で意識してちょっと太った未来くんを見て、そう思いました。
松井くん、和服も似合いそう。
ちょっと、きゃりーぱみゅぱみゅも入ってますよね。
未來くん ←→ 松井くん ←→ ぱみゅぱみゅ って感じかな。
みんなドラキュラ顔ですか?
我らがエヒメッシ斎藤学くんも間に入れたい気もするけれど、どこに?(ポン酢)

青木繁の俳句

  麦秋の狐とらへし噂あり

  「画壇のナポレオンたらん!」とする九州久留米生まれの洋画家、青木繁(1882~1911)の俳句。彼の息子が尺八の福田蘭童(笛吹童子で有名)で、その息子がクレイジーキャッツの石橋エータローっていうのが、「釣り」とか「料理」とか「音楽」とかでつながっていて、まったく私にとってはおもしろいところ。

  そういえば、マンガ「包丁人味平」に石橋エータローは登場していて、料理勝負をテレビ中継で実況していたっけ。あとあんまり関係ないけれど、久留米ブリヂストンの石橋美術館の設計は、若き日の菊竹清訓で、のちに大阪万博のエキスポタワーや沖縄海洋博のアクアポリスなどのメタボリズム的、ウルトラセブン的作品を発表するんだけれど、いったい何が書きたいのか解らなくなってきたからこのへんでやめますが、そうそう松田聖子やラーメンだけじゃなくて、久留米って何だかすごいパワー持っているんじゃないかっていう話なんだよね。(トケオ)

  Photo_2 アクアポリス

 

ホヤケン宣伝部より

Q「ホヤケンってどんな店ですか?」

A「夫婦二人でしている、小さな居酒屋です。
  カウンター9席と、奥にテーブル席(最大10名様ほど)があります。」 
 

Q「どんなお酒がありますか?」

A「ビールは日本のビール以外に、外国のビールを多数揃えています。
  特にベルギービールは専用のグラスでお飲み頂けます。

  日本酒も、愛媛の地酒を中心に7,8種類冷蔵庫で冷やしています。
  これからは燗酒も楽しみですね。

  焼酎は芋、麦、米、泡盛、その他黒糖など、お薦めを選んで置いています。
  ロック、水割り、お湯割りなど、お好みでいかようにでも。

  ウイスキー、カクテル、ソフトドリンクもあり、ドリンクメニューは豊富です。」

Q「じゃ、食べ物はどうなん?」

A「定番、日替わり合わせて20種類ぐらいあるんよ。
  おつまみ系が中心やけん、一人でも楽しめると思うんよ。
  「居酒屋のカレー」「にゅうめん」なんかは、お食事にもシメにも出来るんよ。
  値段は300から500円までで、愛媛県産にこだわっとるんよ。
  人気メニューは玉子焼、紙とんかつ、丸干し(どれも400円)なんかやけん、いっぺん食べとおみや。」

Q「お店はどんな雰囲気ですか?」

A「夫婦ふたりで営業しているので、アットホームな雰囲気です。
  お一人でいらしたお客様も、自然と隣り合わせた人とお話出来るような店です。」
 

Q「どんなお客様が多いの?」

A「三番町通りに面しているので割と入りやすく、旅行者やお一人の出張の方も多いです。
  たまに外国人の方とか。片言の英語でやり取りしています。

  お酒の種類があって、安いので、気のあった仲間の二次会に使われる方も多いですね。

  それと何故か「吉田類の酒場放浪記」を見ているお客様も(#^.^#)。」
  

大佛次郎の俳句

  秋天に大きく通る悔いの影

  「鞍馬天狗」で有名な大佛次郎(1897~1973)の、がん病棟での病床日記「つきぢの記」に出てくる晩年の俳句。病室から秋の空をながめる大佛の心に何か引っかかる後悔のようなものがあるとすれば、それは家に残してきた愛する猫たちのことではないだろうか。それはどに大佛の猫好きは有名で、生涯に飼った猫は500匹以上にのぼるといわれている。                                                            

 「来世というものがあるならば、そこにも此の地球のように猫がいてくれなくては困る」と言い、 「死ぬ日がきたら、臨終までの数時間は一生に飼った猫たちを順に思い出して明るいものにしたい」と言う大佛の気持ちは、私にも少しわかる気がする。昨年死んだ猫のことを思い出す時、いつも「もっと一緒にいてやればよかったなあ」といまだに後悔しているからだ。(トケオ)

  Photo_7 大佛次郎

大島保克さんのライブに行って来ました。

昨晩、スタジオOWLでの「大島保克20周年ライブツアーin愛媛」に行って来ました。
私は初めてでしたが、OWLでのライブは今回で3回目になるとのこと。

大島保克さんは不思議な人です。
特に大仰に大声で訴えているわけでもなく、自然に控えめにされているのに、大きな人なんです。
実際体も大きな人ですが。
1曲目から最後までライブの間中、私は何だか懐かしいような幸福な気持ちに包まれていました。

私の言葉ではうまく伝えられないので、興味をもたれたらYouTubeなどで聴いてみて下さい。
もしかしたら最初は物足りなく感じるかもしれないけれど、聞いているうちにどんどんと、しみじみジワジワ来るのです。

ライブは沖縄の特に八重山の民謡と、オリジナルの曲で構成されていました。
鳩間可奈子ちゃんとの共演だったので、掛け合いの曲も多くて贅沢でした。
可奈子ちゃんの声もすごかったけれど、知人は「三線を弾く手が色っぽい」と言っていました。
私が嶋本慶先生に習った民謡もたくさんあって、とても楽しめました。

Jリーグ発足と同じくデビュー20周年だそうですが、大島さんもサッカーがお好きなのかな。
そういえばジダンに似ているような・・・。
どちらも「ファンタジスタ」だから、かな。(ポン酢)

岸田劉生の俳句

 

 飯うつすにほひに秋を好みけり 劉生

 釜で焚いたご飯の粒が光って、香ばしい匂いが部屋中にたちこめている。(あー腹へってきた。)おひつにうつしているのは、もしかして麗子ちゃん。なんて想像してみたりして。

  劉生の父、吟香は目薬を商い、日本最初の新聞をだし、ヘボンを助けて和英辞書を編集したりしたバリバリのジャーナリスト。(関係ないけど女優キャサリン・ヘップバーンはヘボンと同じHepburnの一族らしい。)そんな父の影響か、劉生は詩や小説もたくさん残している。(トケオ)

  Photo_9 岸田劉生

終わりと始まり

以前読んだ愛媛新聞の沼野充義氏の随筆に、「ロシアでは講演会などのイベントの告知に、開始時間は書いてあっても、終了時間が書いあるものはまずない」とありました。
どうも「何時終了などと書くのは、『その時間には帰ってください』と言うようなもので、ロシアではかえって失礼になるらしい」のです。
その著者は「6時半」と招待券に書いてあったので、遅刻しそうになって慌てて会場に駆けつけたところ、受付はのんびりしたもので、数人がシャンパンを飲んで雑談しているだけ。
待つこと30分、1時間、いっこうに始まる気配はない。
着飾った客が皆集まり、実際に会が始まったのは8時をゆうに回っていて、終りは真夜中になっていたそうです。
帰ってからあらためて招待券をよく見ると、「6時半」というのは開始時刻ではなく、「この時間以降にお越し下さい」という意味に書かれていたというのです。

私は自営業なので、かなり時間の使い方は自由なはずなのですが、日々の実感は時間に追われていて、割とキッツキツです。
ロシアの話は優雅で豊かで、うらやましく思えるのです。(ポン酢)

ルナールと芥川龍之介

今はまって読んでいる本「みんな俳句が好きだった」(内藤好之著)で、ルナール(1864~1910)の「博物誌」は散文なんだけど、俳句のような趣があることを知った。

 蛇-ながすぎる。

 螢-草に宿った月の光のひとしずく!

 蟻-どれもこれも3という数字に似ている。

 青い蜥蜴-ぺンキ塗りたて、ご用心!

そうか!芥川龍之介(1892~1927)の俳句、「青蛙おのれもペンキぬりたてか」は「青い蜥蜴」に対するアンサーソングだったんだ。芥川にはルナールの手法にならった小品「動物園」もあり、

  狐-ふて寝だな。この襟巻め。

  駱駝-お爺さん。もう万年青の御手入はおすみですか。

  大蝙蝠-お前の翼は仁木弾正の鬢だ。

  鸚鵡-鹿鳴館には今日も舞踏がある。

などなど、自由律俳句を読んでいるようで楽しい。  

   Photo_4

 

 

 

愛媛FCが東京ヴェルディに勝ちました。

松山は秋祭りの最中ですが、昨日は愛媛FCのホームゲームを見に行ってきました。

松山市の広域マッチデーなので、混雑を避け早めに行き、球場グルメを楽しみました。
じゃこカツバーガー、地鶏炊き込みご飯、松山揚げうどん、しし肉入カレーと、満腹!

腹ごしらえも済んで球場入り、ここでも「のんびり見たいな」とアウェイスタンド席へ。
熱心なヴェルディサポーターが一部、他はほぼ愛媛の応援席になっていました。
後ろの方では多数の男女が合コンみたいにしてたけど、何だったのかな?
 

さて、試合は愛媛が前半2得点、後半2得点の4-0で勝利。ガンバ大阪戦に続いての完封で連勝です。
昨日は暑かったから、ヴェルディの高原、巻、森、西、飯尾と有名選手達は30代で、バテてしまったのかな。
とにかく愛媛はピンチらしいピンチもなく、特に後半相手に退場者が出てからは一方的な展開でした。

ヴェルディは、薄紫のシャツを着た三浦泰年監督がさかんに指示を出していたけれど、ほとんどイイところなし。
試合終了後挨拶に来た選手たちに、ヴェルディサポーターが何か激しく訴えかけていました。
はるばる愛媛まで応援に来たのに4-0負けでは、サポーターも収まらなかったのかな。
何を言っているかは遠くて分からなかったけれど、巻選手と森キャプテンが最後まで残って訴えを聞いていました。
巻選手の真摯な態度に、退場の時には愛媛の応援席からも拍手が起きていました。

6千人の観客の前で、最多得点で勝利した愛媛FC。
渡邊一仁選手(松山出身)の100試合出場に、花を添えることが出来ました。
吉村キャプテンのヘディングシュートを始め重松、東の計4得点も素晴らしいけれど、完封もいいですね。
後半なかなか3点目を奪えなかった時に、GKの秋元選手が「しっかり攻めろぉ!」と檄を飛ばしていたのにしびれました。

じゃこかつバーガーも美味しかったし、応援したチームは勝つし、
お天気は最高の秋晴れの下、の~んびりと「愛媛」を満喫した一日でした。(ポン酢)

プロバン一羽のヒッピー俳句

 名月やテントにうつる熊の影

プロバン一羽(1881~1953)は、アメリカの物質文明を嫌悪し、ウィネペソーキ湖畔でキャンプしながら、動物や虫と親しみ、ただ雨音を聴きながら、ずっと月を眺めているのでした。それにしても恐ろしい状況。俳句ひねってる場合じゃないって。私なら逃げるか死んだふりするところだけど。

10月のお休み

10月の休業日をご連絡します。

6日(日)、14日(月)、20日(日)、29日(日)です。

よろしくお願い致します。



以下、お客様の質問にホヤケン宣伝部がお答えします。

Q「ホヤケンって変な店名ですね」

A「伊予弁で『そうだから』という意味です。
  埼玉出身のポン酢が思いつきました。早く松山に馴染みたかったのでしょう。
  愛媛朝日放送の夕方のテレビニュースに『変わった名前の店』特集で紹介された事があります。」

Q「のれんに書いてある『酒プラスワン』って何ですか?」

A「お酒を楽しく飲んで頂くのはもちろんですが、それプラス、お客様に何かを提供出来たらと。
  お客様と一緒に、プラスワンを作っていきたいと思っています。
  ホヤケンに来てよかったと帰って頂けたら最高ですfull。」

随時掲載予定、質問受付中です。(ホヤケン宣伝部)

海堀酔月の川柳

ケルアックに続いて、海堀酔月(かいぼりすいげつ1917~2007)の川柳。

 骨は拾うな煙の方がぼくなんだ

 ほんとうは泳げるんです豆腐

なんとも肩の力が抜けて、風刺がきいていて可笑しい。句集「両忘」のあとがきに酔月はつぎのように書いている。「両忘は禅語のひとつで、生と死、有と無の両方を忘れ尽くすことで、精神的自由を得られるという教えだ。」と。そういえばケルアックもまた禅の影響を強く受けた詩人であった。

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