« あっぱれ中西君! | トップページ | 松山お土産考 »

バッキー・ハリス

高橋龍太郎がオーナーをつとめた「後楽園イーグルス」に、バッキー・ハリスという捕手がいました。たぶん日本プロ野球史上初の外国人選手だと思います。

ハリスは「ソノボール、ミセテクダサイ」と投手に話しかけて、投手がハリスに向けてボールを投げたとたんにディレードスチールを敢行したり、打者の耳元で「モーモタロサン、モモタロサン」と歌って打ち気をそいだりするなかなかの曲者であったようです。
昭和12年秋季最高殊勲選手に選ばれ、昭和13年春季本塁打王を獲得しています。日米関係の悪化にともないイーグルスを退団したハリスは、アメリカに帰国する船から「カナシクテ、カナシクテ、サヨナラガイエマセン」というメッセージをチームメイトに投げています。
日本では、坪内祐三の「靖国」などにでてくる超モダンな建築「野々宮アパートメント」に住んでいたのではなかったでしょうか。たしか大和球士の「プロ野球三国志」に書かれていたような気がします。それから松木謙治郎の「阪神タイガース松木一等兵の沖縄捕虜記」にもチラっと登場していました。
昭和51年に再来日したハリスは、チームメイトと38年ぶりに再会し、阪急と巨人の日本シリーズを観戦しています。ハリスの目に日本のプロ野球はどのように映ったのでしょうか。
 
  Photo_7

« あっぱれ中西君! | トップページ | 松山お土産考 »

野球」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/345020/52653280

この記事へのトラックバック一覧です: バッキー・ハリス:

« あっぱれ中西君! | トップページ | 松山お土産考 »