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わすれかけの街

「街の隣に街があり 人の隣に人がいる 八百屋の隣に風呂屋があり 居酒屋の隣に髪結がある」という徳永民平の詩が冒頭にでてくる「わすれかけの街」という本があります。

昔の松山の様子をうかがい知ることができる松山アースダイバー的なこの本によれば、現在ホヤケンのある場所は幕末の風流人である百済魚文(くだらぎょぶん)ゆかりの地であるようです。百済魚文(1745~1804)は松山屈指の豪商で、俳諧をたしなんだほか和歌、茶道にも通じた風雅の士で、俳諧の栗田樗堂、書の明月和尚、画家の吉田蔵沢らとの親交があったそうです。
寛永7年(1795)と翌8年の2回にわたって魚文の所を訪ねてきている小林一茶もこの場所で酒を飲んだのだろうと思うと、なんだか不思議な気がしてきます。

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