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「居酒屋兆治」見ました。

お休みの今日、「あまちゃん」昼再放送の後に何となくテレビを見ていたら、映画「居酒屋兆治」が放送されていました。
途中からだったのですが、見るとは無しに、でも結局最後まで見てしまった。
自分が居酒屋しているのに、見たことが無かったのですが、面白かったです。
とにかく大原麗子が美しい。
もちろんご本人がもともと美しいのだろうけれど、映画のスタッフ達が「絶対綺麗に撮るのだdash」という気迫を込めているようで、どのシーンも夢のような美しさです。
大原麗子演じる「さよ」から話をながめると(以下ネタバレ注意です)、弱気な恋人英治(高倉健)と別れ資産家(左とん平)と結婚したものの、昔の恋人が忘れられず、家に放火して(?)飛び出し、かといって元恋人には糟糠の妻(加藤登紀子)がいてどうにもならず、薄野でホステスになり、英治の面影を求めて男(平田満)と関係するも自暴自棄になり、最後はお酒で身体を害し喀血して亡くなる、という絵に描いたような転落ぶりです。
とにかく切ないくらいに薄幸です。
さよは英治と会えないので、せめて電話をと思うんだけれど、英治が出ても何も話せない。
貧しいアパートで喀血しながら、二人で写った写真を握り締めて孤独に死んでゆく。
やっと英治と会えて抱きしめられた時には、もう自分は死んでるんですよ~。
でもこんなに悲惨なのに、不思議と「可哀想」とは思えないんです。
それは、このさよという女性が「夢の女」だからではないでしょうか。
現実にはありえない夢の中の理想の女性。
一人の男性を思い、その自分の愛の激しさに身を焼かれて死んでしまう。
そんな夢のような女性に、大原麗子の儚い美しさはぴったりだと思いました。
最後のシーンで、健さんがなでる麗子の額の産毛まで美しいんです!
さて現実の妻の加藤登紀子は、警察から解放された高倉健に第一声「煮込みは大丈夫よ」と声をかけます。
あぁ「日常」のその強さ!
もちろん函館を舞台に、居酒屋のお客様との話も見所です。
小松政夫の金属バットのエピソードや、伊丹十三のヒールぶり、なんと細野春臣も出てるし。
「昭和」な感じが、ちょっとだけホヤケンに似てるかな、ちょっとだけ。
うちには高倉健も、もちろん加藤登紀子もいないけどね(笑)。

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ポン酢のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

細野さん、まるで稲中卓球部みたいで最高でした。「ヘヴンリー・ミュージック」やっぱり早く買はねば。

私も見ました。自分はちあきなおみがすごくよかったと思って。。

ちあきなおみさん、「ふわふわ」していて、素敵でしたね。
歌の上手な人は、演技も上手なんですね。

じぇじぇ。
あまちゃん見とるんやね。二人とも?
クドカンワールド炸裂でメチャおもしろいですよね。
ウチも、イヌの散歩→朝食→BSであまちゃんが朝の日課です。

暑いですね、じぇじぇ。
昨日(水曜日)外出して、あまちゃん見逃してしまいました。
今日は見たのですが、
なぜ「鈴鹿ひろみと太巻が付き合ってたから、春子ちゃんがデビュー出来なかった」のかが、今ひとつ分かりません。
今度教えてくださいませ。

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