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吉田蔵沢

百済魚文と親交のあった吉田蔵沢(1722~1802)の墨竹画の特質は、伝習的な規範を脱し、無法ともいうべき奔放さで竹を描き、しかもそれが見事に竹になりきっているところでしょう。

「蔵沢の竹を得てより露の庵」 漱石
夏目鏡子「漱石の思ひ出」によれば、漱石は蔵沢の墨竹画を手に入れると大変珍重して、自分でもそれを手本に竹を描くんだーって言って、毛氈の上に紙をひろげて、尻をはし折って、一気に描きあげんといかんのだーって言って大騒動だったみたいです。ガンバレ漱石。

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